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あるべき税制の構築に向けた基本方針(税制調査会)要約 |
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平成14年6月14日 |
| 一 |
基本的考え方 |
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1 |
必要性 |
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少子高齢化、ライフスタイルの多様化、グローバル化、情報化などの経済社会構造 |
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の変化に対応し、経済社会の活性化を図るための抜本改革が不可欠である。 |
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今後10年あるいは20年を視野に入れた税制の再構築が求められている。 |
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2 |
基本的視点 |
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A |
「公平・中立・簡素」の原則を尊重 |
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@ |
個人・企業の経済活動に中立(自由な選択を妨げない)税制 |
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A |
社会共通の費用を広く公平に負担する税制 |
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B |
分りやすい簡素な税制 |
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B |
必要な公共サービスを支えるに足る安定的な歳入構造の構築 |
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C |
地方分権と地方税体系の充実確保 |
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| 二 |
個人所得課税 |
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1 |
目指す方向 |
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個人所得税については、累次の減税の結果、税負担水準が極めて低いものとなって |
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おり、基幹税としての機能を回復する必要がある。同時に、経済社会の構造変化に対 |
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応するため、諸控除の見直しなどを図る必要がある。 |
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以下、○は制度見直しが行われるもの、×は、現行制度が存続するもの |
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2 |
諸控除の見直し |
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@ |
家族に関する人的控除を、基礎控除、配偶者控除、扶養控除に簡素化・集約化すべき |
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特定扶養控除 |
○ |
廃止を含め、縮小 |
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老人扶養控除 |
○ |
同上 |
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勤労学生控除 |
○ |
同上 |
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寡婦(夫)控除 |
○ |
同上 |
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配偶者特別控除 |
○ |
基本的に廃止 |
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障害者控除 |
× |
制度は存置 |
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A |
高齢者に関する控除の見直し |
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公的年金控除 |
○ |
大幅な縮減 |
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老年者控除 |
○ |
適用所得要件の引上げ |
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B |
給与・退職金に関する控除の見直し |
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給与所得控除 |
○ |
縮減 |
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退職所得控除 |
○ |
縮減 |
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C |
政策的措置としての控除の見直し |
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生・損保控除 |
○ |
廃止を含め、見直し |
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住宅ローン控除 |
○ |
廃止を含め、見直し |
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| 三 |
法人課税 |
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1 |
目指す方向 |
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法人課税については、経済のグローバル化が進展する中で、企業の自由な活動を妨げない |
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中立的な税制の構築を基本とすべきである。同時に既存の租税特別措置の大幅な整理・ |
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合理化を進めつつ、経済社会の活性化の観点から真に有効な措置を集中的・重点的に措置 |
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する必要がある。 |
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2 |
法人税の見直し |
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法人税率 |
× |
先進国並の水準であり、更なる引下げは不適当 |
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既存の租税特別措置の整理 |
○ |
整理・合理化を大胆に進める |
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研究開発分野等の政策減税 |
○ |
活性化に有効な分野に重点化 |
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同族会社の留保金課税 |
○ |
見直す |
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パートナーシップ等多様な事業体課税 |
○ |
見直す |
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公益法人等の収益事業課税 |
○ |
見直す |
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公益法人等の軽減税率 |
○ |
見直す |
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寄付金税制 |
○ |
見直す |
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3 |
法人事業税 |
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外形標準課税の導入 |
○ |
早急に導入すべき |
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| 四 |
消費税 |
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1 |
目指す方向 |
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消費税については、世代間の公平の確保、経済社会の活力の発揮等の観点から、今後、 |
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その役割を高めていく必要がある。制度に対する国民の信頼感を高めるべく適正化を図り |
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税率水準の見直しを図ることが課題である。 |
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2 |
消費税の見直し |
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消費税率 |
○ |
今後、税率引き上げの必要あり |
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事業者免税点 |
○ |
免税点を大幅に縮小すべき |
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簡易課税制度 |
○ |
廃止を含め、抜本的に見直し |
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申告納付制度 |
○ |
更に申告納付の回数を増やす方向で検討 |
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総額表示方式の採用 |
○ |
積極的に検討 |
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インボイス方式の採用 |
× |
将来、複数税率か採用された場合には、検討 |
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税率構造 |
× |
極力単一税率が望ましい |
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非課税範囲 |
× |
拡大は適当でない |
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| 五 |
相続税・贈与税 |
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1 |
目指す方向 |
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相続税・贈与税については、富の再分配という機能、少子・高齢化や経済のストック化の |
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進展を踏まえ、最高税率を引下げつつより広い範囲に適切な負担を求めるべきである。 |
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また、生前贈与の円滑化の観点から、相続税・贈与税の調整について一体化を図る必要 |
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がある。 |
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2 |
相続税 |
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基礎控除 |
○ |
引下げの方向で検討 |
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死亡保険・退職金の非課税 |
○ |
廃止ないし縮減 |
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小規模宅地等の課税の特例 |
○ |
あり方について検討 |
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最高税率 |
○ |
引下げが適当 |
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累進構造 |
× |
現行程度を維持 |
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3 |
贈与税 |
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基礎控除 |
○ |
相続税の基礎控除との関係を考慮し、見直す |
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相続税・贈与税の一体化 |
○ |
両者の一体化の方向で検討 |
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生前贈与の暫定的な措置 |
○ |
導入を検討 |
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